待望の新刊です。この絵本が出た時、確かわが子はまだ年中くらいだったと思います。なんて楽しい夢がいっぱいの絵本なんだろう!と大ファンになり、シリーズのごとに買い足してきました。
今回も予約して届くのを首を長くして待っていました。
まずはこの表紙、とっても淡い色合いでパステルの色合いが目を引きます。これまではどちらかというとはっきりとした色合いだったように思います。それが薄いブルーと薄いピンクのコントラストに風船という優しい表紙が絵本を読む前から、ワクワク感がいっぱいでした。ファンタジーな世界が広がります。
今回はシジュウカラのツピ君が主人公。
虹さんが住んでいたり、オーロラさんが住んでいたりとメルヘンチックな階もあれば、雷や竜巻きと言った少し怖い?ところもあり、めりはりがあり目が離せませんでした。
ぜんたいてきに上へ上へと進んで行くと、なんだかどんどん明るくなって最後は太陽とひまわりという最強の明るいコンビでのページは見ているだけでも元気がわいてきそうです。
4作目にしても、まだまだネタが尽きないのですね。素晴らしいです。
100かいだてのいえをお気に入りにしていた子どもは今や15歳。
でもやっぱり、昔大好きだった絵本の新作を見たら嬉しそうに読んでいました。絵本は小さな子どものものだけではありませんね。大人も子どもも癒される作品です。