復刊された日本の名作絵本の1冊。
古事記に基づいた展開で、日本の古代の世界が広がります。
誰も住んでおらず、地面も混沌としていた頃、
偉い神様がこの世界にいろいろなものを作ろうとするのです。
いざなぎ、いざなみ、よみのくに、あまてらすおおみかみ、
すさのおのみこと・・・。
聞いたことはあるけど・・という言葉が次々に出てきます。
日本の古代神話の世界が浮かび上がります。
死の世界や、夫婦の愛情の変化など、小学生の我が子たちに読んであげた時でも、
???と少しわかりにくかったようです。
でも、自分達のルーツを知る上でも知っておきたい、
日本の古代の世界観。
少しでも感じ取ってくれていたらいいなあ、と願っています。