シンプルなストーリーながらも、
大事なことを的確に表現出来ているすばらしい作品だと思います。
できることとできないこと。
みんな誰でもできることとできないことがある。
壁にぶつかった時、
挫折を経験した時、
そっと差し出すと、いくつの人でも心にぐっとくると思います。
子育てで悩んでいるママにもおすすめかもしれません。
できないことを嘆くより、
得意な事を見つけ伸ばしていくことの方が、
親も子どもも成長できますからね。
息子はまだ4才なので、
絵本が伝えたいと思うことが全て伝わっている訳ではないと思いますが、
もう少し大きくなってつまずいたら、声をかけ言葉を並べる前に、
この絵本を差し出せる余裕のある母でいたいと思います。