わくわくたべものおはなしえほん、ということで、一種の食育絵本です。
小さなお寺の境内に干された、干し大根と干し芋の会話から、
それぞれのウンチクが語られる趣向です。
それぞれ、絶妙に擬人化されていますが、なかなかの表情が絶妙です。
漬物、芋菓子と、今の子どもたちにはちょっとなじみが薄いかもしれませんが、
日本で育まれた食文化、やはり関心を持って食べてほしいですよね。
おしょうさんと娘のちかちゃんもうまく絡んできます。
秋の陽の頃、読んであげたいです。
多少方言が難しいかもしれないのと、食のレクチャーもあるので、
小学生くらいからでしょうか。