真っ黒い2匹のこぐまと きいろい蝶々、ピンクの花、みどりいろの草 のとても美しい表紙に惹かれて手にとりました。
ページをめくると、なかはもっともっと、美しい。
ふたごのこぐまはマークとマータ 初めての冬眠から目を醒ましてはやく外にでたくて、春が待ち遠しい。
お父さんが教えてくれた春は みどりいろの葉っぱがひらいて、あかやきいろの花が咲いて、いいにおいがする。
そんな春を探しにマークとマータはまだ雪ののこる森に出かけます。
マークとマータの純粋なやりとりがとっても愛らしくって
字がなかなか多いのですが、素敵な春の描写が多く、読んでいてとても楽しく 子供達にも伝わっているかなぁ、と横顔を見ると
とってもお話にのめり混んでいる表情。
偶然であった絵本ですが、この絵本がとても好きになりました。
ぜひ、春を待つこの時期に読んでほしい絵本です。