この絵本は卒園から入学の時期だけでは無く、人生のそれぞれの節目節目に読んであげたい、読んでみたい1冊だと思いました。なので子供だけでは無くて大人にも凄く役立つメッセージが込められている、そんな気がしました。
確かに子供達にしたら不安で不安で仕方が無いと思います。私も実際そうだったのかもしれません。大人になってしまってからはあまり覚えていないけれど、子供達は大きくなっていく度に、学校が変わる度に皆必死で頑張っているんですよね。
うちの上の子が入園をする時にも、卒園をする時にもこの絵本に出会っていたら。。。そう思いました。うちの子は相当心配性なので大泣きをしてしまって大変だったからです。
この絵本を読んであげていれば、きっとうちの子も泣かずにもっと自分は皆に守られているんだ、皆が一緒に居てくれるんだ、と言うイメージを持って進級出来ていたかもしれません。 ただ、これからはこの絵本を片手に、これから先大きくなって行くにつれて訪れる別れに出会いに、きっとこの絵本は大きな勇気となって子供を守ってくれる、そう思いました。
お子さんがいるご家庭には1冊この絵本が有ればお子さんの心配事を上手く取り除き、不安を希望に変えてくれる、そんな素晴らしい1冊だと思いました。
これから卒園、卒業、入園、入学の時期がやって来ますが、本当に素晴らしい1冊なのでお勧めです。