「だって、ほんをよむことはたのしいことだから」という内容のキラーワードが出てきて、思わず「だよね!」と相槌を打ちたくなりました。
「本」というものを、どんなふうに扱ったらよいか、きょうりゅうたちと一緒に考える構成になっているのが良い。
「わかんないことばがでてきたら、きーっとさけんであばれちゃう?」
「トイレしながら、よんじゃう?」
と聞いてくる恐竜たちに、子供たちも「それはだめだよ!」と反応して楽しんでいる様子。
初めて、公共図書館や学校の図書館を使う子供たちへの導入にも良さそうな作品です。
シリーズ物なので、これが気にいったら他のお話も読んでくれるのでは。