ウンゲラーの児童書ということで読んでみたいと思っていました。
あとがきによると、初期の作品らしく、色彩も控えめ。
三話入っていて、はじめての児童書としても読みやすいです。
中身も地底探検や石油発掘など、男の子の心をくすぐる探検・発見とあって、息子も興味津々でした。
幸運かと思うと、不運なことと隣り合わせというのは、人生の中でもありそうだと思いました。
ただ、端から見ていると、それがおもしろくも映ります。
探検のわくわくだけでなく、根底にあるのは家族でいることの良さ。
その温かさがいいなあと思いました。