読んで、びっくりしました。まさに私の子供の頃に飼っていた猫とのエピソードそっくりだったので!
小3の頃に母が保健所で殺処分寸前だった黒と白のぶち模様の猫を我が家に連れてきました。
絵本のように最初の一週間は立てかけたテーブルの裏やピアノの裏に隠れていて、手を隙間に差し入れようものなら、ガリッ!!
なんとかエサは食べるようになっても、後ろから忍び寄ろうものなら、フーーー!!
私は常に生傷だらけ。顔にまで引っかき傷を作っていました。
それでも私はなんとか仲良くなりたくてなりたくて、引っかかれても噛みつかれても構いにいきました。
初めて一緒に寝てくれた日の嬉しかったこと!
この絵本で子供の頃に猫と暮らした記憶がぶわーっと細部までよみがえってきました。
本当に猫の体勢とか目の光り方とか、毛並みとか、そのまま自分の思い出とリンクしていてびっくりです。
作者さんと思い出を共有しているようで、なんとも不思議な気分ですが、さっそく私の家族にもこの絵本をみせて、あの頃の思い出話に花を咲かせたいです。