題名にインパクトがありました。
クジラが哺乳類であることはよく知られていますが、
なるほど、進化の過程を見ると納得ですね。
地球の環境変化で恐竜が絶滅した後、生き残った哺乳類が、
生きるため(!)に海にも進出した結果とは、初見です。
そう考えると、魚類との違いがはっきりと認識できます。
進化というものが、生きるための壮絶な営みでもあることが分かります。
さらには、作者があとがきで書いているように、まさに奇跡ということが実感できます。
クジラへの認識が変わりました。
進化の具体例としても、知っておきたい知識だと思います。