タイトルにクスリとして読みましたが、素敵なお話でした。
ふくろうさんは、絵本の世界ではバイプレーヤー的立ち位置にいがちですが、この作品では主役です。
幼い頃の嫌な体験で、昼型になってしまったふくろうさん。
一生懸命ふくろうさんのところへ通い、夜の素晴らしさを語り誘う蛾(が)、そう蛾です。
彼の通い続ける様子を描いた画面割が効果的でした。
毎夜誘いに来ていた蛾が、ある夜からぱたりと来なくなって・・・。
かたくなに、夜の外へ出ることを拒絶していたふくろうさんだったのに、久々再会した蛾への一言に、私もビックリ!
蛾は気づいていたのでしょうね。
でも、凄い!
チャンスですものね。
さりげなく即また誘います。
あぁ〜、良いお話でした。
こういう素敵な出会いがあるから、人生は楽しいんですよね。