最近、あまんきみこさんの「車のいろは空のいろ」に出会いとても気に入ったので他の作品が気になって読んでみました。
昔話風?の口調で描かれながら、とても軽快で楽しく読みました。
はらぺこきつねが、やせたひよこに会い「太らせてから食べよう」と考えました。
〜そうとも。よくある、よくあることさ。
無邪気なひよこは、きつねお兄ちゃんと慕って一緒に暮らすことになります。きつねは優しくひよこに接し、ひよこはどんどん太っていきます。
〜ひよこは、まるまるふとってきたぜ。
そして次はやせたあひるに出会い、、、
そして今度はやせたうさぎに出会い、、、
繰り返しのお話が続くのですが、これがまた楽しいんです!
やさしいおにいちゃん、しんせつなおにいちゃん、かみさまみたいなおにいちゃん、と言われぼうっとなるきつね。
ぼうっとなる度に、どんどん心の中は変化していったんでしょうね。
最後は悲しすぎましたが、とてもいいお話でした。