中原さんの詩を基にした絵本です。
某テレビ番組で見たことがある人も多いと思いますが、、、
音読をするとそのリズム感のよさに、うっとりと詩の世界に入れます。
ゆやーん、ゆよーんと揺れる空中ブランコ。
そこだけが別世界のサーカス。ピエロの絵。サーカス小屋の内と外を対比することで
いっそう空中ブランコの姿が浮かび上がってくるように思います。
私にとっては「ぽっかりつきがでましたら」に続く2冊目の中原さんの詩を元にした絵本でした。
「ぽっかり・・」のほうは原文そのままではないですが、
中原さんのリズム感や世界観を絵本にすると、とても素敵なものが出来上がりますね。
この本を読んだあと思わず「中原中也詩集」を購入してしまいました。
中原ワールドはなかなか奥深いです。
大人の私が楽しんで読んでしまいました。