誕生日には雪が降って欲しいと願ったスティーブでしたが、本当に雪が降ってしまったら友だちはバースデーパーティに来られません。
期待通りになって、雪合戦したり雪だるまを作っているうちは良かったのですが、落胆に変ってしまいました。
車が動かなくなってしまったため家に泊めてあげることになったクレイトンさんと娘のキャロル、雪のためにバースデーパーティに来られなくなったおじいちゃんとおばあさん。
希望を越えた大雪が予想できないプレゼントをくれました。
スティーブの希望、落胆、感動と心の動きがきらめくように展開されます。
「雪の天使」という象徴をポイントに残して、人情味と愛に包まれたとても感動的な本でした。