子どもの頃『アンクルトムの小屋』を読んで衝撃を受けた記憶があります。
子どもながらに何度も涙を流しながら読み、こんなひどいことがあってはいけないと思い読んでいました。
この本は、千葉茂樹さん訳ということもあり、出版された時からとても気になっていました。
息子といつか読んでみたいと思いつつ、この夏に読み聞かせしてみました。
最近、『二年間の休暇』を読んだ時に出て来た黒人のモコも奴隷ではないにしても裕福な少年たちとは違った立場を生きていたことで息子も何か感じるところがあったのではないかと思います。
人が人を売り買いし奴隷のように人権もなく働かせるなんてことはあってはならないことですが、そんな時代のやるせなさ理不尽さがとても伝わって来ました。
戦争のこと、差別のこと、子どもたちが成長する中で知っていくことはとても大切なことだと思いました。