こたろうが道端で見つけた白くてふさふさした迷子。
「しろふさちゃん」と名付けられたこの子がなんなのか、こたろうが町中を聞いて回ります。
最初は「犬かな?」と思ったけれど、フワフワ空を飛んでるし、オバケかな〜?なんだろう?とその正体にワクワクしつつ読んでいきました。
しろふさちゃんのために墓場や雲の上まで頑張って探してあげるこたろうは優しい男の子ですね。
そして最後は予想もしなかった結末に!
江戸の町並みや暮らしぶりが細かく描かれていて、色々なお店、かごやさん、ぼてふり、蕎麦さんに飴屋さん。服装も職業も色々で、昔の日本を学べる挿絵が素敵です。
チンといえばお犬様で有名ですが、私が子どもの頃には近所の家でも飼ってたなぁと懐かしく思い出しました。
町にいた飴屋さん、裏表紙で白房飴が子どもたちに人気になってて良かったですね^^