この本は中高校生向きのファンタジーです。
上の子の朝読用に用意したのですが、2巻になって、やっと色々わかってきたそうです。
この話は、神通力みたいなのが出てくるし、
式神遣いの陰陽師は出てくるし、山伏やら巫女やら出てくるので、
そういう不思議ものが大好き!という中高生には興味をそそる面白いシリーズだと思います。
高校編になり、主人公の新しいルームメート真響(まゆら)やその三つ子の兄弟、真夏と真澄は味のある物語を盛り上げてくれるキャラクターでした。
ただね。1巻の紹介の時にも書きましたけど、ちょっと売り手側の思惑が見えすぎて、ターゲットを狙いすぎてる感が、読み手の大人としては不服かな…。