私にとっては、小学校で習った懐かしいお話です。そして今も小学校の国語の教科書に載せられているのには驚きました。そんな年月を経て、なおも支持されて入りお話なんだな、と。
お話としては、ほのぼのしていて少し物足りない感じもしますが、北国の冬の寒い感じが絵から感じられ、とても美しい絵本ですよ。
お母さん狐が子供に手袋を買ってやろうというのはよいのですが、自分が昔人間につかまってひどい目にあったのに、それがいやで子狐を一人で人間の町まで生かせてしまうのが、母親になった今の私にはちょっと首を傾げてしまう部分ではありますが、、、。