このシリーズ、やっぱりオオカミさんが魅力的!
私はオオカミさんが大好き!
オオカミさんがキツネを心配している様子や(本当は約束を
破ったキツネなのにね)、一生懸命さがしている様子、
ぱちーんぱちーんとする様子、ふえをきくことができなく
なってしまったキツネにあやまっている様子・・。
どれもこれもまっすぐででっかくて素敵で、なんだか
泣きたくなってしまいました。
キツネは気が弱いんだなあ。でもこういうことは現実にも
起こりうることですよね。私も中学生の頃、仲良しだった
友達が急に冷たくなって「どうしたのかな?」と思っていたら
別の友達が影で私の悪口を言っていたことを知って、うわあ
となったことがあります。やはり女子にありがちなのかも。
でも、キツネは途中で「自分にとって大切な存在(オオカミさん)」
にきちんと気がつけてよかったなあって思います。あ、私の
中学時代の仲良しも途中で気づいてくれたのですけれど♪
娘は「テンちゃんは森にやってきたばかりで友達が欲しかったんだね」
と好意的に解釈してくれました。
私もテンちゃんのこと、好意的に解釈してあげたいな。
オオカミさんはさっぱりしてるし、キツネもいい子だし、
これからテンちゃんと仲良くできますように。
おじょうちゃんというものはきまぐれだけど、許してあげてね。
とはいえ、娘はあまりきまぐれなおじょうちゃんになりませんように(笑)。