絶対にあり得ない設定(スイーツの上でなわとび)なのにやってはいけない理由が「なるほど!」と思えるので、そこが楽しいお話だと思います。
ただ、私も地震にはドキリとしました。今の時節では子どもに読むのは難しいかもしれません。
でも、現実に地震は起きる可能性があるわけで、子どもたちに地震に対する心構えをさり気なく伝えることが
できるのかも…とも思いました。他の方のレビューで、作者が阪神淡路大震災を経験されていることを知り、
なにか強い思いがあったのかもしれないと思いました。
楽しいお話なのに誤解されたら作品がかわいそうなので、何か作者からのメッセージのようなものが
欲しいと思いました。