2歳10ヶ月の息子に読んでやりました。クレヨンでなかなか遊んでくれないので、きっかけになればと思って読んでやりました。
8色のクレヨンが真っ白な画用紙に、それぞれ担当の絵を描いてお話が出来上がっていく・・・というストーリーです。でも、最後にはそれだけではなく、ふぅぅぅ、よかったね、という締め。
毎右ページが少しずつクレヨンによって書き足されていく絵になっていて、まるでぱらぱら漫画のよう。私は、ページをめくるたびに、そのクレヨンで何が書き足されたかを息子に確認していきました。息子にとっては、間違い探しのような、記憶ゲームのような・・・。でも、意外と初めて聞くような言葉でも、流れから想像しているのか、知っているのか、すごいな、と思うことがありましたよ。
意外と変化に気づいているもんだ、とその観察力には驚かされることもあるという、ちょっと趣向の変わった本です。でも、絵がソフトなタッチなので、癒されるのもたしか。お子さんとゲーム感覚で楽しめますよ。