虫を中心とする生き物への視点が一風変わった近藤薫美子さんの作品。
木々の中に隠れている虫や生き物を探す、という趣向。
とにかくいろんな虫たちが、うじゃうじゃいますので、
そのあたりが苦手な方は覚悟なさってください。
とにかく絵が細かいので、手にとってじっくりながめるほうがいいです。
そこここのストーリーを読むのはなかなか大変ですが・・・。
裏の見返しには、全部の虫の名前が解説してありますが、思ったよりもたくさんいますね。
微妙に違うという虫たちの識別は難しいです。
これはすごいです。
生き物の営みってすごいなあ、と改めて体感できそうです。
実は後からも読めるという変わった体裁です。
題名の妙に納得です。