ばあさんが作っただご(だんご)が、ころころ転がって、
着いた先に・・・
大きな鬼が出てくるけれど、ぜんぜん怖くない。
でも、気のいいばあさんは、鬼のためにだごを作り続けます。
そんなばあさんを助けたのが、あかとんぼ。
恩返しにと、小さな体で舟をこぐ姿は痛々しい。
こんなので、大丈夫?と心配。
でも、大丈夫でした。
ばあさんが持ってきたしょもじでこぐと、
水ががっぽ、がっぽとふえ、後は想像通り。
娘もこのシーンが愉快でたまらないみたい。
以前にも読んであげたので、覚えていたようです。
あかとんぼは、この時力一杯舟をこいだので、
真っ赤になってしまったという、
なんとも、ほほえましい(?)昔ばなしでした。