おばけの絵本と言えば、せなさん。
せなさんと言えば、おばけの絵本。
ですよねぇ〜。
怖がりなのに、怖い物好きな子供たちの心をがっちりとつかみ続けて何十年。
ちぎり絵で描かれた独特の絵、どことなくユーモラスな妖怪や幽霊たち、意外なストーリー展開・・。
人気の理由もひとつに絞れません。
この「ばけものづかい」もまさにその一冊。
頑固そうなおじいさんや、こき使われて戸惑っているおばけ達の表情が、ちぎり絵で活き活きと表現されています。
最後に「まだ用事がいっぱい残ってるのに」と言ったおじいさん。
・・・この上、まだ何を頼むつもりだったのか知りたいなぁ・・。
幼児から小学校低学年位までにおすすめです。