我が家では、『まじょのふるどうぐや』に次ぐ「まじょの」シリーズです。
「ふるどうぐや」は子ども達の大好きな本なので、この本も最初から手ごたえがあり、あやしい魚が出てきた時点で、三人で「これはくまだろう」とか「これはぶたではないか」とヒソヒソやり始めました。そして、それが見事に的中すると大喜び。
そして、展開やセリフが「ふるどうぐや」と酷似しているので、またまた大喜びでした。「呪文はちがう」なんて違うところを見つけるのも楽しいようでした。
子どもって知っているものに対して敏感に反応するので、大人にはマンネリかと思えるものも、ものすごく喜んだりします。同じ展開やセリフというのも、「同じじゃないか!」と非難するより、「同じだ♪ 知ってる、知ってる♪」と大喜びしてしまうのです。
作者としては、創作意欲が湧かないかもしれませんが、是非この全く同じ展開で、どんどん「まじょの」シリーズを続けていってもらいたいものです。