アメリカの哲学者レオ・バスカーリア博士の初めての絵本です
葉っぱのフレディは、春 大きな木の太い枝に生まれました
楓の葉っぱですね。
フレディは親友のダニエルからいろんな事を教えてもらいました
いろんな葉っぱがあることや 木の根っこのこと 月や太陽や星 季節の巡りのこと
夏、人間達が木陰を求めてやってくること 元気に葉っぱの仕事をして嬉しかったこと
そして秋になり紅葉しますが それぞれの葉っぱの紅葉が違うこと
みんな違う色に紅葉すること
そして 冬がやってきて 葉っぱが散り始めること その時フレディは悲しくなるのですが・・・・
ダニエルは死について語ってくれます なんだかじーん閉じます
「いつかは死ぬさ。 でも ”いのち”は永遠に生きているのだよ。」ダニエルの言葉
死についてフレディは考えます ダニエルと別れて一人雪の上に舞い降りたフレディ
穏やかな気持ちで・・・・
「いのちは 目には見えないところで・・・・・
大自然の設計図は 寸分の狂いもなく ”いのち”を変化させ続けているのです」
作者はこのことをみんなに伝えてくれたのですね
いのちのめぐり
美しい絵と透明感のある写真が いのちのめぐりを 伝えてくれます
すとんと 心の中におちていきます
静かに読みたい絵本です