なかなか大事な傘を開かないおじさん。
「かさがぬれるからです。」
そんな 当たり前の理由に息子は大うけ。
そして、こどもが歌う「雨がふったらぽんぽろろん」の歌につられ傘を開いたおじさんがなんと純粋にこの真実に喜ぶことか!
傘を大切にするあまり、傘として使えていなかったおじさんが、立派な傘を立派な傘としてはじめて使ってあげるシーンで見せる子供のような純真さに子供も一緒になって喜びます。
リズミカルな文章なので読み聞かせしやすく、リズミカルに読むと楽しさも倍増の「おじさんのかさ」是非、お子さんに読んであげてみてください。