お薦めされていたので図書館で借りて読みました。
りっぱなかさがぬれるのがいやで、かさをさそうとしないおじさん。
人の傘に入れてもらったり、
聞こえないふりしたり、
なんとも大人げないいやな感じ。
でも、大切なものだからこそ
使いたくないって気持ちも
わかるんですよね。
「あめがふったら ポンポロロン
あめがふったら ピッチャンチャン」
なんとも言えない楽しい言葉で
おじさんもとうとう傘を開きます。
「かさぬれちゃったね」
と、子どもも安心したように言っていました。
頑固を直接論理的に攻撃してもダメだけど、
やってみたいって気持ちにさせるのって、
子育てでも大切だよなと思います。