ガラゴが売っているカバンのユニークさに、ビックリわくわくの絵本です。
マトリョーシカのようなカバンはありそうですが、ライオンのたてがみになるのはカバンではなくてカツラではないでしょうか。
そんな疑問を感じていると、すでに島田ゆかさんのマジックにかかっているのかも知れません。
オタマジャクシが音楽を奏でる五線譜付きのカバンはファンタジーです。
…………
ラジオのカバンなんて、ラジオそのものではないですか。
そんなモヤモヤを抱える読者を、島田さんは楽しそうに眺めているような気がします。
ガラゴの魔法の世界のような絵本です。