大島さんの絵が大好きなので図書館から借りてきました。
他の多くの作品でもよく見られる様な、暖かい家族の絵が素敵な作品です。
子犬の時に拾ってきた飼い犬のジロー。いつも一緒に寝ていたけれど、だんだん大きくなってきたから、僕とお父さんでジローの家をつくってあげました。夜眠る時に寂しがるジローに「今日までは一緒にねてあげる」と、僕は一緒に犬小屋で眠りますが、朝起きると・・・。
犬小屋で眠っていた僕が見ていた夢なのか・・。
ジローと僕が入れ替わってしまう不思議なお話ですが、子供達も素直に聞いてくれました。
ジローと僕はもちろん、他の家族の絵も細かく温かく描写されていて、いつもながら「大島さんの作品はほんわかするなぁ」と優しい気持ちになれました。
不思議なお話ですが、難しい内容ではないので幼稚園生からでも充分楽しんで聞いてくれると思います。