土曜日に子どもたちがおとうさんと一緒に自転車に出かけるのは、線路にかかる歩道橋。その上にみんなで立って、その下を電車が通るのを待つのです。
ウチの近くにも、電車が通るのが見える場所があって、そこを通るだび、この親子がするのと同じようなことをします。遠くに見えてくる電車をみつけると、「ほら電車がくるよくるよ」って。そして目の前を電車がビューンと通る時の、何とも言えない爽快感。何度味わっても気持ちのいいものです。
絵本の中の素敵な家族を見ながら、幸せというのは何気ない日常にあるということを改めて実感しました。一緒に読んでいた4歳の息子も、ラストシーンを見てニッコリしていました。