図書館にディスプレイされていて表紙の迫力に思わず手をとりました。
ある日ふらりとやってきた「片目の猫」。そのまま「タンゲくん」という名で飼われることになります。
そのまま住み着いてしまうまんて、ちょっとふてぶてしいなあ。かわいい〜といえるような子猫でもないし・・・と思っていましたが、何度も読むうちにすっかりタンゲくんのとりこになってしまいました。
「タンゲくん」を飼っている「わたし」の気持ちがとてもよく表現されていて「大好き!」という思いが迫力ある絵一杯から伝わってきます。まるで自分が飼い主になったみたい。
動物があまり好きではない息子が最後まで興味深そうに聞いていたのが印象的でした。読み終えたあと息子が「あっ、大きいタンゲくん!」「?」ほんとだ、本を開き、表紙と裏表紙を見ると大きなタンゲくんの姿になってました♪