仲がいいほどケンカする…でも謝るタイミングを逃すと、わかっていても、なかなか『ごめんね』が言えない…そしてすれ違い。そんなオオカミとキツネのやりとりが子どもにも分かりやすく書かれています。ケンカするとお互いが傷ついた分、少し成長して行き、更に友情が深まるところが良いですね。きっかけが、思わぬところからやってくるところが特に面白かったです。
娘や息子にもオオカミやキツネのような、仲の良い友だちが出来たらよいなあといつもこのシリーズを読むと思います。今回のキツネの格好も遊び心があって良かったです。園児の息子も小学生の娘も楽しめました。