ほいくえんにいくのは楽しい。
でも、お母さんがいなくなっちゃうのは、寂しい。
だから、みんなであーんあん。
あんまり泣きすぎて、涙の海ができちゃった。
ちょっと予想外の展開になるけれど、それが面白い!
お魚になっちゃったぼくを、
お母さんは助けに来てくれる。
そのときの「ぼく」の顔がとってもかわいい。
どんなに泣いたって、必ず迎えに来てくれる、
それを信じて待ってる子供の気持ちが、
短い文章の中にとてもよくつまっていると思います。
息子は1歳7ヶ月の時から保育園に行っていますが、
保育園で私を恋しがって泣いたことはほとんどありません。
最初はそれが逆に心配で仕方がありませんでした。
本当はこんなふうにいっぱい泣きたいんじゃないかしら。
寂しい思いを無理矢理閉じ込めてるんじゃないかしら。と。
でも、きっと息子は息子なりに、私のお迎えを信じて待っているんだな〜と思いました。
息子もこの絵本はとっても共感できるみたいで、
何度も何度も読んでとせがみます。