和紙を切り絵したようなあたたかみのあるせなさんの絵本。切り絵がもじゃもじゃ感をさらに引き立ててくれます。
しかしルルちゃんのもじゃもじゃあたまはかなりすごいです。髪の毛は逆立ち、目も少しつりあがってちょっと怖い顔。娘はこの顔がちょっと怖かったみたい。でもはさみでちょきちょきしてもらってとてもかわいい女の子に変身します。散髪が嫌いな子どもには、ちょうどいい絵本なのではないでしょうか。
1歳の娘には、もじゃもじゃがちょきちょきでキレイになるということがいまいち、わからなかったみたい。でも犬のコロが出てきたり、毛糸の玉が出てきたり、切り絵のイラストだけでも十分楽しむことができました。
もう少し大きくなってから、もじゃもじゃの意味が理解できるようになったら、もう一度読んであげたいと思う1冊です。