風が吹けば桶屋が儲かる式の田島ワールドです。
スピード感たっぷりで、意外感もあって、回り回って落ち着くところに落ち着く、ループ的な連鎖の展開に大笑いです。
寝しょんべんぼうずが、牛のしょんべんを浴びて寝しょんべんが治るまでのどたばたは、願掛けにお詣りされたおじぞうさんが、お供え物の団子によだれを流したのが出発点。
最初のだんごは、話の流れとは別に犬が食べてしまったようです。
でも、寝しょんべんが治ったお礼にたくさん供えられただんごは…?
27ページでさりげなく登場する犬と、次のページで雛たちにだんごをどっさり持ち帰ったからす…。
この2ページの間にどんな展開があったのでしょうね?
この絵本は最後まで楽しませてくれました。