文も絵もすばらしく、1ページ1ページ、展開に引きこまれてしまいました。
一度読んでからは、絵を見るだけで本当にヤカちゃんたちが動いて声が聞こえるような気がします。そのくらい印象深い作品です。
以下ネタバレになってしまいます。
初めて読んだ時、本の仕掛けに驚いたので、未読の方にはもったいないかもしれません。
「けっして音をたててはいけない」と教えるお母さんに、
「うん!わかったよ!おかあさん!!」と大声(本当に大きな文字)で答えるヤカちゃん。
これだけで子供達も私も大笑いでした。
天然ボケで危機をヒラリとかわしてしまう、愉快で元気がでるストーリーです。
6歳と4歳の子供達は、お母さんの歌も大好きです。
いきなり歌いだすお母さんもとても魅力的ですね。
子供達はすっかり気に入って、生活のなかでふとヤカちゃんの話題が出たりします。
まるで我が家にもヤカちゃんがいるようです。