はじめ、この「小さなむし」のフォルムをみて、「カブトムシ?」と思って読みはじめたのです。
でもなんだかちがう・・・それほど大きくもならないし、場所もカブトムシがいそうな雑木林なんかではなさそうだし・・・
と思っていたら、ハナムグリの幼虫だったのですね!!
私自身、都会育ちですが、虫の好きな子供だったので、
ハナムグリの身近さにスポットを当ててくれたこの絵本に拍手したい気持ちです。
そう、都会っ子はカブトクワガタよりも、ハナムグリだよねっ!
途中、植木鉢で幼虫を飼ってみようとする男の子は自分の分身のよう。
飼う時の注意点や、男の子のその後の様子などがちょこっと盛り込まれているのも、楽しいですね♪