話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる

パパと怒り鬼ー話してごらん、だれかにー」 レイラさんの声

パパと怒り鬼ー話してごらん、だれかにー 作:グロー・ダーレ
絵:スヴァイン・ニーフース
訳:大島 かおり 青木 順子
出版社:ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2011年08月
ISBN:9784893259417
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,906
みんなの声 総数 11
  • この絵本のレビューを書く
  • パパの暴力の原因

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    父親による暴力をテーマにした、ノルウェーの作品。
    「話してごらん、だれかに」のサブタイトルで分かるように、
    子どもの視点から父親の暴力を描きます。
    ボイ少年とママは、パパのご機嫌が気になるのです。
    大好きなやさしいパパが、時々狂暴になるからです。
    ボイはその正体が、パパの心の中の「怒り鬼」だとわかっているのですが、
    なすすべもなく、自分を責めてしまうのですね。
    そして、見聞きし体験したことは、誰にも言ってはならないのです。
    でも、ボイに救いの手が差し伸べられます。
    隣人の犬に全てを話し、手紙を書くことを勧められ、王さまに打ち明けたボイ。
    そして王さまが、「君が悪いんじゃない」と言ってくれ、
    パパは隔離され、自分の「怒り鬼」のコントロールの仕方を学ぶのです。
    「怒り鬼」という視点を置くことで、ボイはパパを愛情をもってとらえることができているのでしょうね。
    とても重いテーマを扱っていますが、悲惨な暴力場面はありません。
    子どもの自尊心を大切にすることを主眼に描かれているからで、
    そのあたりの構成は見事だと思いました。
    小学校中学年以上くらいからの、人権学習にも使えると思います。

    投稿日:2014/02/02

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「パパと怒り鬼ー話してごらん、だれかにー」のみんなの声を見る

「パパと怒り鬼ー話してごらん、だれかにー」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら / ノラネコぐんだん パンこうじょう / 宮沢賢治の絵本 注文の多い料理店

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(11人)

絵本の評価(4.5)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット