親ウサギを食べてしまったライオンが、
罪滅ぼしに子ウサギを息子として育てます。
子ウサギはそんな事情とは知らずに、
ライオンとお父さんだと思って成長するのですが・・・
ラストありきで感動的にしよう、と考えられているように思えますが・・・
子ウサギが成長するにしたがって、
自分と親の姿が違い過ぎることに違和感を感じなかったのか?
いつかは自分にもたてがみが生えてくると信じていて、
違いはそこにしかないと思っていたのか?
その辺りには、
子ウサギのピュアさを感じられるようにも思います。
ただ、家から一度も出たことがないのでなければ、
ライオンがどんな生き物かを知らずに過ごすなんて出来ないし、
もっと小さい頃から色々言われそうだけれど・・・と、
設定に無理があるかな〜とは思いました。