日本に里帰りをした最初の晩に、娘に読んであげた本です。娘にとっては、何もかもが新しい環境の中で、幼稚園にも体験入園で通い始め、「お友達はできるかな?」「生活習慣の違いに戸惑いはないかな?」と心配していたとき、この本を読むと、娘だけでなく、親の私も、「きっと大丈夫。明日は何から何までずっと今日よりもよくなる」と自然に思えて、笑顔で眠りにつくことができるのでした。娘にも、「今日はどんなことをしたの?」「泣かなかった?」「楽しい1日だった?」と聞きながら、1日を振り返り、いろんなお話をするきっかけになりました。そして、読み終えたあとは必ず、娘をぎゅーっと抱きしめ、キスをいっぱいしてあげました。