小学校5年生に読み聞かせしました。
表紙を見たときは、「うわぁ、赤いネコや」と言っていた子どもたちも、読みはじめるとすぐに絵本の中に入り込んでいきました。
カラフルネコちゃんのページでは、歓声があがりました。
メッセージ性のあるストーリーと、遠目にもはっきり、でも何だかとても暖かい絵が、読み聞かせにはぴったりでした。
幼い子には、「人と違っていても自信を持って、自分を好きでいて
あげようよ」と言っているようでもあり、
思春期の子には、「もし今の自分がありのまま受け止めてもらえないと思っていても、一歩踏み出せば、必ず受け止めてくれる場所があるよ」
と言っているようでもあり、
子育て中のお父さんお母さんには、「人と同じを基準にすることなく、そのままの子どもの個性を受け止めてあげようよ。」と言ってるようでもあり・・・
いろいろな年代の人に読んでもらいたい一冊です。