図書館の新刊コーナーに置いてあったので、表紙絵が面白そうで借りてきました。
面白かったです。とてもこだわりを持って描かれた絵本だと思います。
作者紹介を読むと、この絵本は2007年ニュージーランド・ポスト児童図書賞で、「子どもたちが選んだ本性」を受賞したとか!
迷路のような大きな家に不思議ないろんな人たちが住み着いてくユニークさが、子どもたちの心をひきつけたのでしょうか?
お城のような豪邸に住んでいるのは、最初主人公のクリストファーとお母さんとねずみのスニーキーだけだ。という文章から始まり、
お母さんは最初から最後まで、とても忙しそうに家の中を走りまわっています。
ストーリーは面白くて、読んでいる間はついお話の中に引き込まれるのですが、読み終わると、…あれ?
「お父さんはどこに?」「お母さんは何の仕事をしてるのかしら?」と、気になってしまいました。
でも、きっとこういう考え方は大人目線で、子どもたちにはちっとも関係ないんでしょうね〜。
文章は少々長めですが、楽しい絵本でした。
小学校中学年以上のお子さんにお勧めします。
1ページ1ページ、しっくり眺めて楽しんでほしいです。