ダヤンの誕生日にやってきたのは、お友達のバニラとアルス生まれの風の精。
風の精に導かれ、ダヤンはたちまち熱帯雨林へ。
そして読んでいるわたしたちも一緒に熱帯雨林へ旅たったかのようにたのしめるひとときでした。
(そう、まるでドキュメンタリー番組を見ているよう!)
写真を見ているような鮮明な絵、しかし写真では出せない温かみが感じられる愛くるしくて素敵なイラスト。
ボルネオの豊かな自然に魅了された池田あきこさんが「森も守ろう」と作られた本らしいですが、森への愛情がよく伝わってきます。
今まで聞いたこともなく、気にかけたこともなかった地、ボルネオ。
この絵本に出会えたおかげで、どこにあるのだろう、熱帯雨林とはいったいどんなところだろう、と息子と一緒に調べてみるきっかけになりました。