キリンの体に登らせてもらい、初めて広い世界を見たアリ。
アリを下ろしてあげるために、地面へ顔を近づけて、新しい発見をしたキリン。
目線が変わるって、こんなに感動的なことなんだなって思いました。
じぶんが気づかなかったことに気づくって、素晴らしいです。
タイトル、本文で使われている擬音、ストーリー。
とても心地よくて美しい。
美しいけれど、海の向こうを見つめるキリンの想いは、とってもせつない…。
変えることができない運命はせつないけれど、その中にも、新しい出会いがあり、温かい交流が生まれることに、人生の素晴らしさを感じました。