くりちゃんの家に、いとこのピーとナーとツーがやってきました。さあ、この子たちが来ると大変です。あっという間に部屋はぐちゃぐちゃ…。でも、ピーとナーとツーのよいところは、きちんとお片づけできるところです。すっかり部屋が片付くと、今度は外で遊びたいと言い出しました…。
『くりちゃんんとひまわりのたね』の続編です。くりちゃんには、こんなパワフルないとこたちがいたんですね〜。「おおいそがしだけど、くりちゃんは、ピーとナーとツーにごはんをつくってあげるのがだいすきなんです。だって、ほら、こーんなにおいしそうにたべてくれるんですもの!」のところではドキッとしました。この本はもしかして母親へのメッセージもこめられている?参ったな!と(笑)。ご飯を食べ終わったあとピーとナーとツーが後片付けをしてる「おしまい」のページでは、息子がすかさず「よいところ」と口に出してました。ピーとナーとツーのように上手にお片づけやマッサージ、洗い物などはできないけれど、うちの子たちにもたくさんの「よいところ」があるなーとふと思いました。育児の初心に立ち返らせてくれる絵本でもありました。