図書館の「おすすめコーナー」に置いてあり、
タイトルが宇多田ヒカルさんの「ぼくはくま」に似ていたのと、
表紙の絵がかわいかったので手に取りました。
ひとりぼっちで野ざらしになっていたぬいぐるみのクマと、
それを拾った(?)犬のクマのお話です。
仲良く暮らしていた二匹ですが、ある日、犬のクマがいなくなってしまい・・・。
読み聞かせている私の方が物語りに入り込んで、
ぬいぐるみのくまが誤って木の上にひっかかってしまい、
犬のクマに見つけてもらえずにいるところの
「いつまで たっても みつけられない」
に、思わずグッときてしまい涙がじんわり・・・。
娘もまだ当時二歳半でしたが、くまがクマと再会できたところで
「はー」と大きく息をつき、そして「よかったねえー」とニッコリ。
二歳半でも話しの筋が分かってるんだな〜、と別の感動も味わせてもらいました。
とっても暖かい気持ちになれる絵本です。