なんて、子どもたちって純粋なんだろうって思いました。
ゆうくんにひげが生えたのを最初に、家や女の子、おばあさんに山、
ひよこ、そして空まで、おひげが生えてくるというだけのお話です。
みんな、けらけら笑ってくれました。
「家にひげが生えるわけないやん!」と突っ込んできた子も、
顔を見るとえがお。
いろんな者、物にひげが生えていきます。
よくよく見ると、いろんな形をしたひげ、ひげ、ひげ・・・
ひげだけで笑えるなんて、なんて幸せなんでしょう。
ひとりの女の子がとても気に入ってくれて、
読み聞かせが終わってからも、絵本を見に来ました。
ページをめくって、じっくり絵を楽しむ女の子。
後ろから前にページをめくると、あら不思議。
生えていたひげが、どんどん無くなっていく・・・そして元通り。
これまた、面白い楽しみを見つけましたよ。
子どもたちに、ナンセンス絵本の楽しみを教えてもらいました。