エリックのアパートにクリスマス前にネズミ駆除にきた軍隊っぽいお兄さん、アンジェ・ガブリエル。でもネズミ殺しに命をかけているようなところが怖くて、エリックは逃げ出し、ネズミを守ろうとする。しかしパパが確かめるとアパートのよその家には駆除業者がきておらず、そんな名前の人もその駆除会社に勤務していない。そして電話番号は「CALL GOD」(アメリカとかでないと数字とローマ字になってないけど)。いったい彼は何者?
お小遣いであれこれネズミを守るものを買ったり、ちょっとホームアローンのような小説です。でも結局、アンジェは何者か不思議なまま終了します。名前から言ったらガブリエルも天使の名前だし、アンジェも天使という意味だし、善い者っぽいのに行動は悪者?子供向けファンタジーですが大人が読んでも意図がつかみにくかったです。