何より良かったのは、天ぷらやフライを調理する場面が沢山出てくるので、揚げ物好きの私にはかなり見応えがあったことです。
こんなに天ぷらのことをじっくり丁寧に描いている作品、私は他に知りません。
調理の手順までしっかり載っていて、まるでちょっとしたレシピ本のようでした。
キュウベエさんの授業では、天ぷらとフライの違いをちゃんと解説してくれてあり、さすがかこさん♪丁寧だなあと思います。息子もきっと、理解してくれたはず。
いろいろと大変なこともあったけれど、最後は大団円♪読んでいてホッとする、微笑ましいラストでした。
ちなみに最後に出てくる天ぷらの歌・・・。あれが妙に愉快で息子に読みながら笑ってしまったら、息子も笑いだし結局最後は二人して笑いが止まらず!
なんででしょうね。 ♪てんぷら てんてん フライフライフライ♪
なんか、ツボにはまってしまったのですよね〜。
ということで、最後の最後まで親子で楽しく読みました。